北陸フードデザイン工房 キッチンのご紹介 (施設案内)
ライスシロップ・ベジシロップの製造ラインを有し、国内のみならず海外のお客様へ向けたDtoC(Direct to consumer)のプロダクト開発を実施。お客様のご要望に応じて、柔軟な対応をしております。例えばアメリカでは代替蜂蜜、ヨーロッパでは発酵食品、東南アジアではシュガーフリー食品として活用いただいています。
元弊社麦茶工場であった施設をリニューアルして、活用しています。工場見学も随時受付しています。
工房内の各施設
濾過器
濾過器にはスクリーンメッシュフィルターが内蔵されており、ライスシロップ・ベジシロップ(液糖)とプロテイン(濾過固形物)を分離しています。
搾った直後のシロップです。素材の違いにより色差が異なります。
※左画像は餅飴のシロップです。
浸漬・蒸米機
素材を浸漬(素材の形状により時間は異なる)後、蒸し工程に移ります。 素材のデンプンをα化します。(α化とは、 デンプンを水と加熱することで、デンプン分子が規則性を失い糊化すること。)
ライスシロップ・ベジシロップライン
蒸米機でα化された素材を液化糖化タンクに移し、麦芽パウダーと水を加えて24時間糖化させます。 | 糖化されたライスシロップ・ベジシロップは、100℃以上で加熱させ酵素の力を止め、殺菌を行います。 | お客様のご要望に合わせた糖(Brix30~87)に調整いたします。当社では、80度以上の糖度を推奨しています。 |
定温原料倉庫
定温原料倉庫内は常時15℃で保たれ、玄米や麦芽の劣化を防ぎます。
20フィート冷蔵コンテナ
素材原料によって、冷蔵コンテナでの保管を要するため、7℃の保存温度で原料を貯蔵します。香りの強い素材や、風味の飛びやすい素材、熱に弱い素材は冷蔵庫で貯蔵することもあります。
原料置き場
加熱された原料は、スチールラックに入れて常温で保管します。