旭川ラボのご紹介

旭川フードデザイン研究所(旭川ラボ)のご紹介

自社開発品、他社依頼品を合わせ、年間500件以上の試作(プロトタイプ)開発を実施。 多品種・小ロットの加工ラインを所持しているため、実機テストも可能。 お客様のご要望に応じてオリジナル仕様の機械も改造し、柔軟に対応しています。

旭川フードデザイン研究所 通称「プラネットフードキッチン」は、 旧旭川市立旭川第1中学校跡地の校舎を活用しています。工場見学、試作も承っています。

旭川フードデザイン研究所の各施設

事務所兼官能検査室兼ライブラリー

出来上がったサンプルの味・香り・色や、食感などの検査・品質の判定などを通してお客さまのご要望に応えられているかを 確認。ヒアリングシートとサンプルは、お客さまごとに保管・管理し、フードマテリアルの図書館の様です。

ペースト

糖度の高い原料や油分の多い原料は粉末化出来ないため、ペースト加工をし、瞬間冷凍パックします。

タイプ装置名粒度
なめらかコミトロール0.5mm以下
つぶつぶグラインダー1mm以上

粉砕(荒・微・乾燥)

様々な粉砕能力と粒度を作成する装置を複数導入しています。粒度の大小により味、食感、舌触りが変化します。自社で糖度分布測定も可能です。

タイプ装置名粒度
粗砕きロータリーカッター20mm~3mm
ハンマーミル10mm~5mm
グラインダー3mm~1mm
粉砕ピンミル1mm~0.1mm
微粉末気流式粉砕0.1mm以下
石臼0.1mm以下

焙煎

加工する原料の形状によって使用する装置が変わります。 焙煎温度や時間で、味や香りを調整します。
 

タイプ装置名用途
バッチ式直火焙煎香辛料、粉末の焙煎
バッチ式半直火焙煎大麦、ハト麦の焙煎
葉・茎連続式直火焙煎葉物類の焙煎
連続式鉄板焙煎根菜類の焙煎

エアシャワー

工場内(クリーンルーム)の出入り口に設置。入室前に、粘着ローラーで全身に付着しているほこりや髪の毛を取り除いてからエアシャワー室へ入室。全身に効果的にエアをあて、異物の混入が無いよう徹底しています。

蒸し

小型蒸しラインを所有。
米の場合は日産500kgの製造が可能。加熱蒸気を使った蒸し機では穀物を簡単にアルファ化できます。

外皮除去選別

例えば、ハト麦の選別装置の場合は、外皮を取り除き、仁(さね)の部分のみにします。 次の工程で渋皮も精白することで皮むきハトムギとしての商品が出来上がります。
  

膨化(パフ化)

膨化装置は熱風方式を採用しており、300度を超える加熱温度の衝撃で素材を膨化(パフ化)します。 膨化の時間、温度の違いでサクサクの食感具合を調整します。 いわゆるポン菓子やエクストルーダーを使用したパフとは異なり、原料由来の形状を保ったまま膨化できることが大きな特徴です。

乾燥

各素材の仕上がりにあわせて乾燥温度が異なるため使用機械は都度変わります。

装置名タイプ条件
近赤外線棚乾燥70度までの条件で近赤外線を照射
真空乾燥減圧100MPAで70度から120度乾燥
低温湿度乾燥機70度までの低温湿度乾燥

アレルゲンライン

アレルゲンを含む食材・素材(特定原材料)を脱皮・蒸し・焙煎加工する独自の製造ラインです。

包装

それぞれの製品の特長に適した方法で充填、包装します。

装置名用途
テトラパック充てん装置お茶のテトラパックを充填し、ひも付き、ひもなしでご提供できます。(1g~10gまで)
液体粉体充填機液体の充填も行うことができる装置で、アタッチメントを付け替えると粉体にも対応します。(1g~10gまで)